車を買ったときはとにかく欲しい一心で、特に金利や返済を気にせずにディーラーでローンを組んでしまった方、月々の返済が思った以上に大きな負担となってしまっている方は、実はそう少なくはありません。
すぐにでも車が欲しいからとディーラーに言われるままにローンを組んでしまい、契約書を見てみると金利が8%前後などと書かれており、これからの支払い計画を立てていく上で頭を抱えてしまう方も多いものです。
車を買ったときはとにかく欲しい一心で、特に金利や返済を気にせずにディーラーでローンを組んでしまった方、月々の返済が思った以上に大きな負担となってしまっている方は、実はそう少なくはありません。
すぐにでも車が欲しいからとディーラーに言われるままにローンを組んでしまい、契約書を見てみると金利が8%前後などと書かれており、これからの支払い計画を立てていく上で頭を抱えてしまう方も多いものです。
ディーラーで組めるローンは信販会社との間にディーラーが入っているだけで、実態としてはクレジット会社によるローンです。クレジットカードを思い浮かべれば分かりますが、クレジット会社は金利が高いものです。
それはマイカーローンにも言えることであり、さすがに消費者金融ほどとは言いませんが、クレジット会社で組むローン金利に加え、ディーラーの取り分なども含まれるため、どうしても金利負担が大きくなってしまうのです。
ローンの借り換えも今では多くの方に知られるようになってきており、住宅ローンだけでなくマイカーローンにも借り換えの波が来ています。最近では銀行もマイカーローンの売り出しをしており、さすが銀行と言った低金利の魅力的な商品も増えてきています。
特に最近では地銀やネット銀行のマイカーローンが金利が低いと評判であり、どちらもネットでいつでもどこでも仮審査の申し込みが出来るため、忙しい方やそもそも借り換えられるか分からない方でも、気軽に手続きが進められるようになっています。
借り換えをするとなると元々のローンは前倒しで支払うため、ローン会社によっては手数料を徴収する場合もあります。しかし、多くの金融機関で借りるマイカーローンの場合には、借り換えにかかる手数料や諸費用も含めての融資も可能としています。現在の手持ちがそんなに無いとしても、スムーズにマイカーローンの借り換えが出来るようになっているのも良い点なのです。
マイカーローンの返済期間は、長いところでは10年ほど、ディーラーで組むようなローンの場合には5年程度としているものが多いです。60回としてボーナス払いは無し、月々の返済負担が分散出来る元利金等返済とした場合には、金利が1%違うだけでも利息総額は大きく変わってきます。
350万円のローンを組んだとし、60回払いで支払いを続けるとすると、それぞれの金利による返済金額は以下のようになります。返済金額の指定や制限があると変わってきますので、一つの参考情報としてご覧下さい。
金利 | 返済総額 | 利息分 | 軽減される利息 |
---|---|---|---|
8% | 4,258,050円 | 758,050円 | - |
7% | 4,158,256円 | 658,256円 | 99,794円 の利息減 |
6% | 4,059,889円 | 559,889円 | 198,161円 の利息減 |
5% | 3,962,963円 | 462,963円 | 295,087円 の利息減 |
4% | 3,867,469円 | 367,469円 | 390,581円 の利息減 |
3% | 3,773,428円 | 273,428円 | 484,622円 の利息減 |
2% | 3,680,831円 | 180,831円 | 577,219円 の利息減 |
上記の支払い金額は元利均等返済方式による、シミュレーション結果となります。詳しい返済の内容につきましては、利用先の金融機関のウェブサイト上でご確認いただくか、直接お問い合わせ下さい。
さすがに350万円の大きな契約となると、8%での金利はいくらディーラーローンとは言ってもそう適用されるものではありませんが、5%程度であれば十分に現実的、寧ろ多くの方がディーラーで組むローンとして適用されている金利であると言えるでしょう。
最近では大手銀行でもネットでの申し込みと郵送での契約で、来店不要で手続きが完結できるタイプのマイカーローンを用意しています。来店不要型であれば近くに店舗がなくても地域を問わずに利用ができるので、低負担のマイカーローンも検討がしやすくなります。
全国対応のマイカーローンであれば、どの地域でも利用条件を満たす方ならネットでいつでも申し込みが行えます。来店不要で契約まで行えるようになっていますが、マイカーローンの利用開始までは多少の日数を要するため、慌てて手続きをしなくても済むように予め計画を立ててから申し込みを進めておくと良いです。
借り換え以外の利用であるとしても、利用先のマイカーローンによっては車種や購入金額が決まる前でも仮審査の申し込みが行えるので、審査の結果を見てからどの車を買うか、融資枠を確認してからいくらの車にするかを決めることも可能です。
ネットで手続きが行えるマイカーローンは、金利面だけでなく便利さやサービスの面でも優れています。借り換えとしても、または車を購入する際の資金としても、金融機関の低金利マイカーローンが役立つでしょう。
マイカーローンは金利が重要であり、今の金利が高いと感じているまま支払いを続けるのは損をしているだけの可能性があります。もちろん契約内容にもよるので一概には言えませんが、一度しっかりとマイカーローンを見つめなおし、金利が数パーセントも変わるようであれば、将来的に支払う利息の差も考えてマイカーローンの借り換えも検討してみましょう。
TVCMなどで見かける各メーカーのローンは、利率だけを見ると低い水準となっています。キャンペーン金利などで2%前後の金利としているところもありますが、注意をしておきたいのはローンの契約内容です。
ディーラーなどで組む低金利ローンは、多くは残価設定型のローンとなっています。通常のローンでは金利が高くなりますが、残価設定型の場合には低金利、低負担で提供をしているのです。
残価設定型のローンは「予め車の下取り価格分を差し引いた金額でローン契約を行う」ものとなります。一定の契約期間を設け、期間終了後に下取りに出して車を買い換えるか、その車に乗り続けるなら買い取るかを決めます。
ディーラーとしては期間終了後に車の買い換えが期待できるために金利を下げられ、利用者側としても車に乗り続けるなら残価を支払ってそのまま乗れば良いので、一見すると両者にメリットがあるように思えます。
しかし、残価設定型のローンは車の購入時に下取り価格が決められているため、下取り価格を下げてしまう「一定の走行距離を超えてしまう」「事故や傷」「車の価値を左右するカスタマイズ」などを行ってしまうと、残価の保証がされなくなります。
また、残価設定型のローンは通常のディーラーローンと同様に所有権がディーラーとなるため、契約期間中に車の譲渡や買い換えを行う際には大きな手間がかかり、面倒です。
金利だけで見れば優れた水準に感じるディーラーでの残価設定型のローンは、購入時点で所有権は自身のものとなる金融機関の低金利マイカーローンと比べて、様々な制約やデメリットが存在しているので注意が必要です。
[北海道]:北海道
[東北]:青森県/岩手県/秋田県/山形県/宮城県/福島県
[関東]:茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県
[信越・北陸]:新潟県/長野県/富山県/石川県/福井県
[東海]:静岡県/愛知県/三重県/岐阜県/
[近畿]:滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県
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[四国]:香川県/徳島県/愛媛県/高知県
[九州]:福岡県/佐賀県/大分県/熊本県/長崎県/宮崎県/鹿児島県
[沖縄]:沖縄県
マイカーローンの借り換えとして使う際には、詳しくは各金融機関のウェブサイトでご確認下さい。